.2010年4月トクさんの男はつらいよ旅日記 index Calendar4月 バック 次へ  p48

4月28日水曜日 バンコク最後の更新。
昨夜はビールは早めに切り上げ、牧師のヤッサンとバンコク最後のお粥を食べた。宿に帰り暑いのでシャワーをしてから直ぐに寝たが、夜中の12時頃に目が覚め暑くて眠れず、退屈しのぎに本を読んでだりしていたが、とうとう朝8時頃になった。

今日は帰国ベトナム空港バンコク19:30発ホーチミン経由の夜行で、関空に飛ぶので少しでも寝ておこうと横になっているといつの間にか眠ったようで、目が覚めると10時半になっていた。2時間ほどは熟睡出来たようで頭はスッキリしている。

まずはのんびり目覚めのコーヒーを飲んで荷物の片付けを始めた。12時頃に宿を出てたが、カオサンを5時頃の空港バスに乗ろうと思っているので時間は十分ある。鶏メシ屋台で腹ごしらえをしたが、今日も無茶苦茶暑いので直ぐに裸になった。

中々汗が引かないので裸でセブンイレブンに飛び込むとホッとした。持ち帰り用のタバコLMブルーを1カートン買い、買い物も無いが体を冷やす為店内をウロウロして冷たいミルクコーヒーを一個買いママズでのんびり飲んだ。

空港バスの時間までママズで時間待ちをしょうと思っているのでPCを出してネットを始めた。

ネットを始めたが暑い。それでも時間つぶしに2時間ほどやったが暑くて我慢が出来なくなり、35バーツ払ってネットは止めPCを片付け店先でかなり崩れた日本青年が4−5人いたので近くで休んでいたが、クソ暑い上話の内容もまったく、くだらないので時間の無駄で話しかけずにいた。

これが日本の若者かと思うと恥ずかしくなるような格好をして無精ひげも、乞食の髭みたいだ。よほど韓国人や中国人の若者が立派に見える。まだこのような若者はましな方で引きこもりならぬ、外こもりがいる。

現実に今日まで泊まっていた宿、私の部屋の隣にそんな30歳くらいの男ががいて気持ちが悪かった。とにかくカオサン周辺には色々な変人がいる。

四国も天気が良くなり今日は19度らしいので、早く日本に帰りたくなった。

暑苦しい連中を見ていると、あまりにも暑いのでエアコンの効いたサクラのレストランで時間待ちをする事にした。停電はなおっているか心配だったがさすがに今日はなおっていた。

喉も渇いたのでビールを飲みはじめ、退屈をしたのでPCを出し色々やっていたが、無線ランの電波が沢山飛交っている様なのでテストでやっているとインターネットに繋がった。何でもやってみる物だとつくづく思った。
エアコンの良く効いたサクラのレストランは昼間は空いているので快適に過ごせる。 大きな海老フライ3匹が乗っているカレーライスはボリュームがありビールを飲むと半分ほどで満腹になった。空腹の時に100バーツ(300円)はお勧めだ

色々やっていると4時過ぎになったので、日記をアップロードしてから空港バス乗り場に向かう。バンコク最後のインターネットはエアコンの良く効いた、静かな所でのんびり出来てよかった。

旅も終わりよければすべて良しにしておこうと、ここまではルンルン気分だった。

旅の最後に一波乱、時間待ちの為エアコンの良く効いたレストランでビールを飲み海老フライカレーライスを食べ外に出ると雨が降って涼しいのはよかったが嫌な予感がした。エアポートバスのチケットを買ったまでは予定のコースだった。

16:30頃エアポートバスのチケットを買う時にバスの出発時間を確認すると16時台のバスは出たばかりで、次は17:15だと言うので待っているとチラホラツーリストが集まってきたので安心して待ていたが、時間が来ても一向にバスが見えない。

しばらくするとチケット売り場のスタッフがツーリストのフライト時間を調べだし、私の所にも来たのでチケットを見せた。言葉が解からないがどうも高速道路の停滞で空港からのバスが到着しないらしい。私は女スタッフにエアーチケットの19:30の所を示し、OKかと言うとOKだと言うのでのんきに構えていた。

しばらくすると前に止まっている、何人かのツーリストにタクシーに乗れと言っている。一番に行くとバスのチケットを出せと言うので出してノーマネーかと聞くと頷いた。

私はトランクにバックを入れ助手席に座っていると、欧米人が私に後ろの席に移れと言っているらしい。私は降りて男の顔を見る(にらむ)と横の大きな体をした男を指差した。仕方が無いので後ろの席に乗り込み真ん中だけにはならないように用心していると後ろの席は二人だけだったので、かえって快適だった。

直ぐにタクシーは出発をしたが夕方なので一般道路も高速道路も混雑している。やきもきしても仕方がないので、前の席に座ったよく日焼けを大きな体の男は前の席で狭苦しそうにしている、気を聞かしたつもりの欧米人はバツが悪そうにして何も言わずに黙っている。

前の男は日本人の様なので声をかけると日本人だった。退屈しのぎに旅の話をしていると、ドライバーは携帯電話か無線かで何か喋っている。

そうこうしている内に高速道路に上がったり降りたりしだした。何処を走っているか解からないがかなりの停滞だ。時間が気になるので聞くと、最初には私のフライト時間まで1時間と20分ほどあったが、タクシーは一向にまともに走れない。ひょっとするとやばいなあと言いながらヤキモキが始まった。

残り時間が少なくなってきて、かなりカオサンに引き返す可能性が高まってきたので腹をくくり、色々な可能性を創造した。残り時間50分になった時にはほぼ諦め、カオサンの宿の事を考え始めた。

そうこうしていると、高速道路に入りタクシーのスピードが上がり始め19:00過ぎに出発ゲートに到着した。残り時間15分程しかないが一応最善を尽くそうと一番にトランクからのバックをさげ走った、無駄な時間を使わないようにインフォメーションに行きベトナムエアーラインと言うが伝わらない。

3〜4回言っても伝わらないのでチケットを出すと、マイナーなのか本を調べチエックインカウターNOを教えてくれた。教えてくれたLカウンターに行くとどこかのエアーラインと共同だった。遠くにベトナム航空のスタッフが4〜5人かたまって、私を見ているので手を振った。当然乗客は誰もいない。

近くに行きチケットを見せるとギリギリセーフらしい。私も確認の為、笑いながら親指と人差し指で丸を作りOKか聞くと向こうも笑ってOKだと言った時には、息切れいていたので大きく肩で深呼吸をした。パスポートを出しチケットもらいゲートを確認するとチケットの裏に大きく書いてくれた。

イミグレーションは少し混雑していたが何とか通過して、少し変だが安全チェックがある。普通は安全チェックをしてからイミグレのはずだ。

レントゲンでバックの中のペットボトルが見えたらしく、女審査官が別のテーブルでバックを開けと言う。ペットボトルを入れているのは解かっていたが問題なく通る時もある。私は脳内出血で喉の筋肉が弱くなり言語障害者なので痰が喉に絡みやすく、水が無ければ困るのでどこの空港でも何か言われるまで水は持っている。

マーフィーの法則でやはり急いでいる時には何かがあり細かく調べ始めた。チケットをもらっているので飛行機に置いていかれる事は無いが余り遅れると、席に座ってフライトを待っている乗客が一斉に私を見るのが目に浮かぶ。

女はペットボトルを捨てろと言うが、タクシーに乗ってから二時間余り何も飲んでいない上に、広い空港をバックを持って走り回り喉は渇いている。私は水を飲みながらバックを調べさせた。

調べている検査官は何も言わなかったが、近く見ていた管理職らしい年増女の検査官が私を睨み付けて何か言っている。私は水の事だと解かっているので、何か言おうとしたが痰が喉に絡まり声が出ない。無理やり水を飲むと、今度は水が気管に入りむせた。

それでも喉が乾いているので気をつけて水を飲んでいると、近くにやって来てボトルをごみ捨てに来て捨てろと横暴な態度で言う。私はその時切れた。

と言っても頭の血管ではないが、一瞬血圧が上がるのが自覚できた。やばいので大きく深呼吸すると、また喉に痰が絡まった。馬鹿女を怒鳴りつけるついでの便に、遠慮せず目一杯痰を切ると、大きな声が出て痰が切れスッキリした。辺りの人がビックリして振り向いて見ている。

人間水が無ければ生きていけない。その女はいくら国家権力があっても、命の水を私に捨てろと言う権限は絶対無い。こうなるとドサクサに紛れて何をやっても理屈には自信はある又、負けない自身はある。特に国家権力をかさに私に水を飲むなと言う女には腹が立った。

水を持って入れない事くらいは私も解かっているが、水は私の物で、その場で飲もうが捨てようが私の勝手だ。ただ私は喉に障害があり、普通の人より水を飲むのに時間がかかる。その時間を待てないと言うのに腹が立った。

私は無茶苦茶に腹が立ったので怒鳴りつけながらペットボトルをごみ捨てに投げつけた。当然水はそこら辺に飛び散りかカラのペットボトルが床に転がった。女が近寄って来てやかましく騒いでいるので一瞬、女に手が出そうになった。

その一瞬に頭がすばやく回転した、女を少しくらい叩いて問題になっても、理屈では負けない自信はあるが、フライト時間が来ている。しかしこんな機会(退屈しのぎ)はめったに無い。ここでトラブってもベトナム航空が何とかするだろう。

私は帰国が少々遅れても面白い経験が出来かえって勲章になるが、長旅で早く自分の家でのんびりしたい。一瞬の内にそんな事を考えて、大人しく床に転がったペットボトルと蓋をひらってゴミ捨てに放り込んだ。

しかし腹の虫は収まっていないので、バックをさげその場から立ち去る時振り向き、馬鹿女に向かって目一杯の声でクソバカヤロウーと怒鳴ると遠くの人まで振り向いていた。

一瞬セキュリティか警備員がやって来るかと構えて待っていたが、誰も来ないので悠々とその場を離れた。おそらく近くにいた人は私を最後まで見送っていただろう。

長い通路を歩いていると前からベトナム航空の職員らしい女が何か書いた紙を見せながらやって来たので手を上げチケットを見せるとニッコリしたので気が治まった。

飛行機に乗り込むとまだ時間の余裕はあったようで立っている人もおり迷惑はかけていない様だった。私が席に着くと殆んど待ち時間なく動き出した。

バンコクからホーチミンは1時間あまりのフライトで飛行が落ち着くと直ぐに飲み物と食事になる。私はビールは止めワインを二杯飲みながらご飯を食べると肩の力が抜けていくのが解かった。

食事の後片づけが終わると、耳の鼓膜がおかしくなり始め飛行機の高度が下がりだした。ホーチミンでの待ち合わせ時間は3時間もあるのでスモーキングルームでタバコを吸いながらPCで時間つぶしをした。

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